もう一つは、やっても費用倒れになりそうなことははっきり「やめといた方がよい」と説明するからだと言われています。 弁護士としては、仕事をたくさんいただく方が経営的もありがたいですが、私たち弁護士の仕事は、利益を上げるというのが第1の目的ではありません。 弁護士法1条1項には「弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする」とあり、仕事によって利益を上げるということが目的となっていません。 弁護士が人権擁護と社会正義の実現を脇に置いて利益のみを追求することは許されないのです。 もちろん、私たちも霞を食べて生きている訳ではなく、事務所を維持するためには一定の報酬をいただかなければいけません。 しかし、それは弁護士の使命を果たすために必要なことであって、私たち弁護士にとっては、報酬を得るのは使命を果たすための手段であるとも言えます。 目的と手段があべこべにならないように、費用対効果を明確にお伝えして、利益優先ということにはならないようにしなくてはいけないと考えています。 この姿勢が今までの依頼者、顧問先会社から支持を受け、おかげさまでたくさんの依頼をいただいていると考えています。 では、このようなホームページでアピールするのはなぜか?
それは、弁護士の使命を果たす場面に積極的にアクセスしていくためです。 私たち弁護士は先に掲げた使命を、自分の仕事を行うことにより果たしますので、仕事がなくては実現できません。
依頼者からご紹介いただくだけではなく、弁護士を必要とされている方々に積極的にアクセスできるようにホームページをおいているのです。